DSC00299_convert_20100429065117.jpg  それではギリシャ3日目です。本当はこの日はメテオラという都市の、そり立つ岩山の頂上にある修道院を見に行きたかったのですが、人数不足でツアーが催行されなかったため自力で行くとなるとかなり大変であることと(電車で片道5時間、現地でタクシーをチャーターするなど)、結局初日に市内観光をしなかったのでメテオラはあきらめて市内観光をすることにしました。
 例の1日乗車券を買って(市内で買うと3ユーロ)、移動手段は全て地下鉄。アテネ市内の主な観光地は全て地下鉄で回れるのでとても便利です。それにアテネの地下鉄はとてもきれい!乗降口とホームの間の段差がないばかりか隙間すらほとんどなくて、「Mind the gap!」のロンドン地下鉄と比べてとても感動しました。アテネではまだ拡張工事が行われているのですが、どこを掘っても遺跡が出てきてなかなか工事が進まないそう。でもそれを逆に利用して、新設駅では工事中に出てきた出土品を展示してちょっとしたミュージアムになっているんですよ。ギリシャならではですね。

DSC00317_convert_20100429065244.jpg  さて、最初は念願だったアクロポリスに行ってパルテノン神殿を見て来ました。空港からのバスから見た限りでは遺跡などは全然見えず近代的な景色だったと書きましたが、地下鉄アクロポリス駅で降りて階段を上がってみるとびっくり!ものすごく高い城壁が目の前に現れ、さらにその上にパルテノン神殿が堂々とそびえ立っていたのです(上の写真)。パルテノン神殿(2番目の写真)がこんなに高い丘の上にあるとは知りませんでした。神殿の入り口に行くまでもちょっとした坂を上って行かなければいけないのですが、その途中でヘロド・アティクス音楽堂(3番目の写真)やディオニソスの劇場跡を見ることができました。2000年以上前から音楽堂や劇場があるなんて、やっぱりいつの時代でも娯楽って大事なんですね。ちなみに音楽堂は今でもコンサートなどに使われているそうです。 パルテノン神殿は規模が大きく、ギリシャの歴史を感じさせる威風堂々とした建物でした。遠くから見て真っ直ぐに見えるように、柱が実は真ん中が膨らませてあるというのが興味深かったです。
DSC00316_convert_20100429065358.jpg アクロポリスの後はすぐ近くにある古代アゴラ(ここにも遺跡がたくさんある)、戦争博物館、そしてオモニア広場に移動して考古学博物館に行って来ました。残念だったのはギリシャの観光時間がまだ冬時間のため、ほとんどの主要観光地が15時で閉まってしまうこと。この考古学博物館も15時で閉まってしまい、時間がなくて全部の部屋を見ることができませんでした。それからこのオモニア広場は治安が悪いから夜に行かないほうがいい…とガイドブックに書いてあったのですが、行ってみて納得。廃墟になったビルにグラフィティ(いわゆる落書き)がたくさんあり、まず見た目からしてあまり安全ではなさそう。そして道端に何をするでもなく立ってこちらを見ている男の人がたくさんいて、何だか物色されているようでちょっと怖かったです。ガイドブックによると、夜は地下鉄構内に麻薬常習者がいるとか。そんなこんなでオモニア広場からはすぐに離れることにしました。
 どうも、最近ギリシャは外国からの不法入国者が増えたことで治安が悪くなっているらしいです。確かに、市内中心部でも偽のブランド品などをストリートで売っている外国人をたくさん見ました。・・・とちょっと陰の面も書きましたが、全体的にはやっぱり歴史的な街はいいなあと思いました。私は特に遺跡に惹かれるので(^^)

 そしてギリシャ4日目。この日はイタリア・ローマに移動する日で、フライトは昼の12:25なので午前中は観光もせず真っ直ぐホテルから空港へ。ここで役に立ったのがあの1日乗車券です!わざとこの日乗るバスの時間に合わせて、前の日にちょっと遅めの時間に買っておいたので、まだ24時間以内なので昨日の1日乗車券が使えるのです。そんなわけでたった3ユーロで1日分の観光と空港に行くことができてしまいました!
 アテネからローマまでは約2時間15分のフライト。空港に着いてちょっとハプニングが。手荷物受取所の案内マークがたくさんあって、何となくこっちだろうと思って行ったところが別のターミナルだったのです。もうそこまで行ってしまうと後ろに引き返すことができないので、一旦外に出て私の荷物が運ばれているターミナルに行き、到着出口から逆走(?)して入ることに。そしたらそこには軍人のような格好をした人たちがセキュリティーとしていてちょっと怖かったのですが、私のパスポートを借りて何かを控えた後に(番号だけにしてはずいぶん長かった!)手荷物受取所まで行かせてくれました。ローマに来た最初から疲れました(><)
 空港からローマ市内までは電車が一般的です。14.5ユーロもしてギリシャに比べるととても高くて驚きましたが、30分ほどで着くのとその日泊まるホテルに近い駅で降りるのでそれは便利でした。

DSC00364_convert_20100429065508.jpg やっとホテルにたどり着いたのは16時頃だったのですが、17時からオペラを観る予定だったので急いでシャワーを浴びて(暑くてとても汗をかいたので)ワンピースに着替えてオペラ座に向かいました。演目は「トスカ」です。着いてみてまず思ったのは、わざわざワンピースを用意して良かったということ。ほとんどの人が完全なフォーマルドレス。スーツや結婚式に出るような格好です。
 ローマのオペラ座はイタリア3大歌劇場の1つですが、もっと観光客が多いのかと思ったらほとんどイタリア人らしく、館内でパチパチ写真を撮っていたら後ろの席のご婦人に「Cinese?(チネーゼ:中国人)Giapponese?(ジャポネーゼ:日本人)」と声をかけられました。ジャポネーゼと答えたらさらにイタリア語でぺらぺらとしゃべってきたのですが、何を言っているかもちろんわからずそこで会話は終了。イタリア語も話せるようになりたい!と思った瞬間でした(笑)。
 肝心のオペラのほうは、さすが本場イタリア!歌い手のレベルも皆高かったですし、舞台装置やエキストラの規模も大きく壮大な感じでした。ただ残念だったのは字幕がイタリア語だったので、ストーリーを正しく理解できなかったこと。トスカは初めて観るオペラだったのであらすじは予習していったのですが、それでもやっぱりストーリーを把握するのは難しかったです。アリアの中には以前聴いたことのあるものもあったのですが、歌詞の意味までは把握しておらず…。なんでイタリア語で歌っているのに字幕がイタリア語なんだ~!!意味がないじゃないか~!!と1人心の中で叫んでおりました(笑)。
 オペラの後には帰り道で見つけたレストランで、大好物のカルボナーラをいただきました。日本やイギリスで食べるカルボナーラのソースはたいていクリーミーで白い色をしていますが、本場イタリアのソースは黄色くて濃厚な味わいでとてもおいしかったです!
 ・・・とこんな感じでイタリア初日が過ぎて行きました。

 さて、今週末はバンクホリデーがあるため3連休です。急遽エディンバラに2泊3日で旅行に行くことにしました。そんなときに限ってライティングの宿題がたくさん出てしまい、金曜日までに終わらせられるか心配。ここのところはずっと旅行の手配をするのに忙しくしておりました。そんなわけで次の更新がまた遅れるかもしれませんが、どうか長い目で見てやってくださいm(__)m残りのイタリア3日間とエディンバラ旅行についても随時皆さんにお伝えしていきたいと思っています。イギリス生活も残り少なくなってきたので、やっておきたいことがいっぱいです。でもそんなときに限って時間が足りな~い!!今日は日本帰国前に受けるIELTSの試験の申し込みもしてきました。これは憂鬱(--;)
 それでは皆さん、良い週末&ゴールデンウィークをお過ごしくださいね。
スポンサーサイト
2010_04_28


 イースターホリデーが終わってターム最初の週でしたが、色々あってドタバタの毎日でした=3まず、皆さんもご存知のようにアイスランドの火山噴火に伴う空港閉鎖により、カレッジでは生徒だけではなく先生もまだ帰って来ていない状態。うちのカレッジだけではなくどこの小中学校でも同じことが起こっており、あまりに先生が足りない学校では休校になったとか。うちのクラスは生徒13人中5人が帰省や旅行から帰って来られず、2人の先生のうち1人はホリデー先のフランスで足止め状態。生徒は毎日全員がそろうわけではないので、金曜日なんてたったの4人でした!
 1コマ目の先生が帰って来ていないので、1コマ目はもう1つのAdvancedクラスと合同授業。でもいつもの慣れている先生・クラスメートではないので何ともやりにくい。おまけに水曜日はそのクラスでmockを行うので、やらなくてもいい私たちは何と1コマ目無し!授業料払っているのにどうしてくれるの~??という感じです。それだけならまだしも、なぜか今まで使っていた私たちのクラスは中国人ティーネイジャーグループに使われており、1コマ目のブレイクが終わるまで私たちの行き場がないのです。そんなこんなでせっかく最後のタームが始まったのに、一気にやる気が失せました…。
 ちなみに空港閉鎖は水曜日に解除となり、木・金はちらほらと帰って来れたクラスメートも顔を見せました。でも先生はまだ帰って来れていないのだとか…。フランスなんて一番イギリスに近いのになぜ~??まあ、空港解除になる前はユーロスターやフェリーに乗る人がすごくて、そちらのチケットを取るのも大変だったらしいですけど。

 それから家のほうでは、学校が始まった初日から男の子が具合悪くなって早退、その後はずっと学校を休んでいます。どうやら扁桃腺が悪く熱もずっと高いままで、あまり食べ物も食べられないみたい。ファザー・マザーも仕事を1日ずつ休んで面倒を見ましたが、ホリデー明けということもあってこれ以上仕事を休むことができず、私も1日カレッジを休んで面倒を見ました(カレッジは先ほど書いたような状態なので、休めたことはむしろ嬉しかったりして。苦笑)。来週はどうなることやらです。早く良くなるといいのですが…。

 そしてこの週末は久しぶりにいつもの礼拝に参加して来ました。やっぱりchoristersの歌声には癒されますね~。ちなみにDamianくんは引き続きアルトとして聖歌隊に所属していますが、この6月で完全に退団するそうです。彼はどんどん背が伸びてきて(何と隣りに並んでいるアルトのchoral scholar生よりも高い!)、声もより低くなってきています。まだファルセットを使って高い声も出せますが、テノールの声もだんだん響きが良くなってきているそうです。彼はテノール希望だそうなので、このままテノールで留まるといいですね。
 私が英国聖歌隊を生で聴けるのも残り3ヶ月となり、それを考えると何とも寂しい気持ちです。こればっかりは日本で聴くことはできませんからね…。今のうち耳に焼き付けておきたいと思います。
 旅行記の続き、書いているのですがなかなか進みません(><)いちいちガイドブックなどを見直しているせいかな…。記憶が新しいうちに早く書かなければ~。今夜書きかけのギリシャ編2をアップできればと思います。

 それでは皆さん、良い一週間をお過ごしください。私も気を取り直して(笑)頑張りま~す!
2010_04_25


 それでは、まずはギリシャから旅行記を書きたいと思います。
 1日目。ヒースローから8:20発アテネ行き、ストでお騒がせのBA(ブリティッシュ・エアウェイズ)に初めて乗りました。アテネまでは約4時間のフライトだったのですが、何と朝食付きでした!そんなこと知らずに空港で朝食を買って食べてしまったのが残念(笑)!左隣に座っていたカナダ人女性が「どこに行くの?」と話しかけてくれて、彼女も一人旅らしく色々話をしていたら右隣のフィリピン人男性も話に加わって来て、3人で話をしながらまずは幸先のよいスタートでした。
 アテネに着いたのは、2時間の時差があるのですでに14時半頃。市内に行くためのエアポートバスに乗りました。このバスのチケットは3.2ユーロなのですが、そのチケットは何と市内のメトロ・バスが24時間乗り放題になるという優れ物!単なる1日乗車券ではなく、丸々24時間使えるというのがお得です。中心部に着くまで1時間ほどかかるのですが、バスの窓から街並みを見ていて思ったのは、予想よりもずっと近代的な街だということ。もっとイギリスのように歴史的な建物ばかりなのかと思ったら、近代的なビルが立ち並び、広い道路にたくさんの車が雑然と連なっている様子は北京に似ているなと思いました。北京よりはもっと整然としていましたけどね。

 無事に中心部に着いて、旅行代理店からもらっていた地図を頼りにホテルに行ったのですが、何と地図が間違っていたらしくあるべき場所にホテルがない!!道を歩いていた人に住所を見せたら、タクシーに乗っていかなければいけない距離とのこと。よけいな出費でしたがタクシーに乗ってやっとホテルにたどり着いたのは夕方5時近く。本当はこの日に少しでも観光をしておきたいと思っていたのですが、この日は朝3時起きだったので疲れて観光はあきらめました。でも、ホテルを探している間にガイドブックに載っていたいくつかの有名な建物を見ることができたし、1日乗車券を使って中心部に戻り、夕食に何かおいしそうなギリシャ料理を食べることにしました。
DSC00232_convert_20100421064522.jpg  これは「ムサカ」という代表的なギリシャ料理で、挽き肉やジャガイモなどを重ねて焼いたものです。実は料理が出てきたときあまり熱くなかったので、まさかレンジでチンした!?と疑ったのですが(笑)、後からファミリーに聞いたらギリシャ人は熱いものは健康に良くないと考えており、わざと少し冷めた料理を出すのだそうです。肝心の味ですが、とて~もおいしかったです!特に上にのっているとろりとしたチーズと、中に入っているじゃがいもがいい味出していました。もう一度食べたいくらいでした。
 ちなみに3日目の夜に食べたのがこれまたギリシャ料理で、「スブラキ」という串に刺した肉を焼いたものを食べました。付け合わせはフライドポテトやライスが一般的ですが、このスブラキもおいしかったです。ギリシャ料理はおススメですね!! 


DSC00280_convert_20100422063956.jpg そして2日目。この日はオプショナルツアーのエーゲ海1dayクルージングに参加しました。船の中には日本人がいっぱいいて驚きました。それに1人だけ日本人の乗務員さんもいました。1日だけなのでアテネからそう遠くには行きませんが、エギナ・ポロス・イドラという3つの島を周って観光しました。各島の間は1時間から1時間半くらい、それぞれの島で1~2時間の自由時間がありました。
 最初は多くのヨーロッパ人がホリデーに訪れるというエギナ島です。小さな島ですが300以上の教会があり、どれも小さくてかわいらしかったです。日本では見ることのないオリーブとピスタチオの木が立ち並び、緑豊かなとてもきれいな景色でした。自由時間が2時間もあってどこに行ったらいいのかわからなかったので、日本人乗務員さんが紹介してくれたバスツアーに参加して神殿と大聖堂を見て来ました。その後港を歩いていて驚いたのは、海の水が本当に透き通っていて魚が見えるくらいきれいだったこと。普通日本の港だったらごみやら藻が浮いていて汚いですよね。さすがエーゲ海だと思いました。
 次のポロス島に着くまでの1時間ちょっとの間は、船内でのランチタイム。先ほどのツアーに参加した人たちと一緒に食べたのですが、その中で私と同じく1人旅をしている人と知り合い、色々お話することができました。ポロス島では自由時間が50分ほどしかなかったので、店をぶらぶらして歩いたり時計塔のある丘に登ったりしました。時計塔に行くために登った階段の急なこと!島全体が丘が多くて、石造りの白い階段が至る所にありました。暑かったしとても疲れたのですが、頂上から見たエーゲ海の景色は真っ青で素晴らしかったです。
DSC00285_convert_20100422064059.jpg  最後のイドラ島は車やバイクの乗り入れが禁止されており、移動手段はロバと馬だけという空気がとてもきれいな島。白い家が丘の上にスロープ状に立ち並ぶという、私たちが思い描くまさに典型的なギリシャの風景でした。(上の写真です)島を歩いてみて、車が入れないということに納得。なぜなら、道が狭い上に階段がたくさんあるのでとても車が走るような道ではないからです。この島ではちょっとしたビーチのような場所があり、そこに下りて行ってみました。水が本当に透き通っていてきれい!(下の写真です)水を触ってみたら、天気が良かったせいかそれほど冷たくありませんでした。水着を持って来て泳いでいる外国人観光客もいました。
 イドラを最後にアテネまで2時間半ほどの行程だったのですが、船内では民族舞踊のステージが用意されており、ステージとステージの間には日本でいうお笑い芸人みたいな人の余興もあって、退屈せずにアテネまで戻ることができました。とにかく澄んだ真っ青の海に感動したクルージングでした。

 本当はギリシャ編は1回で終わらせる予定だったのに、書いているうちに結局長くなってしまいました…。次回はギリシャ旅行後篇を紹介したいと思います。
 余談ですが、昨日の夜からやっとイギリスの空港閉鎖が解除になりました。もちろんまだ平常通りには戻っていないようですが、だんだんとイギリスに戻って来る人が増えているようです。チェコ人のクラスメートも今日やっと戻って来れたとのこと。このまま閉鎖されたら、人はもちろんのこと郵便や食糧まで届かなくなって大変なことになるところだったので、まずは良かったです。早く平常に戻りますように。
2010_04_21


 先日、無事に旅行から帰って参りました。何と私が帰って来た翌朝にはアイスランドの火山噴火の影響で、イギリスの空港は軒並み閉鎖!たったの数時間違いでイギリスに戻って来られないところでした。その点は本当にラッキー。でも未だ空港再開のめどは立っていないようで、このホリデー中に日本に帰った友達はこちらに帰って来られなくなっています(実はちょっとうらやましかったりして)。自然が相手ですから、いつ火山が鎮火するのかまたはさらに活性化するのかわかりません。どうなることやら。

 旅行から帰って来た次の日は疲れを取るため家でゆっくりしましたが、その後は友達に会ったりベビーシッティングをしなければいけなかったり地味に忙しかったです。今日もこれから出かけます。というわけで、旅行記は時間のできたときにささっと簡単に書きたいと思います。ギリシャもイタリアも良かったですよ~。ただし悪天候で青の洞窟に行けなかったことと、それ以外に1つだけ嫌なことがあったのを除いて。もしできればギリシャ編だけでも今日の夜に書きたいなぁ。

 明日からついにカレッジが始まります。3週間も休んだので、しかもそのうち1週間旅行に行っていたので、かな~り腰が重くなっています(笑)。あー本当に現実に戻るのですね。まあ、クラスメートに会えるのは嬉しいけど。でもみんな、イギリスに帰って来れたのかしら?明日学校に行ったらクラスに数人しかいなさそう。それでは皆さん、一週間また頑張りましょう~!!
2010_04_18


 明日からギリシャとイタリアに旅行に行くので、しばらく留守にします。イタリアでは念願だった本場オペラ座でオペラを観て来ます!ちなみに演目は「トスカ」です。
 留守にします…とは言っても、それほど頻繁に更新していたわけではないのですが(^^;)とりあえず帰って来るのは一週間後です。皆さんにお土産話をたくさんできたらと思います。
 それでは明日、行って参りま~す!!皆さんも良い週末をお過ごしください(ちょっと早いけど)。
2010_04_07


 今週金曜日からイギリス国内は4連休!(土曜日は祝日じゃないけど)金曜日はGood Friday(復活祭前の聖金曜日)、日曜日と月曜日はそれぞれEaster(復活祭)Sunday/Mondayだからです。こちらではイースターの日に目がけて、親しい友人や家族などに卵の形をしたチョコレートを送る風習があります。私はクリスチャンではありませんが、日本にいるときは知らなかったキリスト教関係の行事を生で体験できるのはとても興味深いです。
 というわけで金・土は友達と会って食事をしたり、あるカレッジ内のバーに連れて行ってもらったりと夜も出歩いて遊びました。普段はなかなかそんなことができませんが、今は自分がホリデー中でしかもファミリーも休日なので思い切り出歩くことができていい息抜きになっています。ちなみに今日は、昨日帰りが遅かったので家でゆっくりするつもりです。

 金曜日にKing'sの礼拝に参加してきました。毎年Good Fridayにミゼレレを歌うのが恒例になっているようですが、King'sではこのイースター時期にコンサートなど色々なイベントを行っています。礼拝は10時半からだったのですが、King'sではいつもものすごい行列ができるので朝9時から並ぶことに。さすがにその時間だと私たちは前から2組目だったのですが、時間が近づくにつれカレッジ関係者やchoir関係者など優先的にチャペルに入れる人たちの列が長くなり…せっかく寒い中1時間半近くも並んだのに中に入れたのはかなり順番が後ろ。いくらカレッジ関係者とは言え、あまりに不公平すぎるのではと思いました=3まあ、それでも一応choirが見える席に座れたので良かったけど。
 礼拝の開始がミゼレレだったのですが、驚いたのはchoirがおそらく3つの場所に分かれて歌っていたこと。これはキングス独特の演出らしいのですが、とにかく私が座っていた場所からは誰の姿も見えず、歌声だけが聞こえました。特にあの高音のソロがあるトレブルは礼拝堂の横にある通路で歌っていたので、声がかなりこもり気味でしたが、遠くの空から降って来るような澄んだ高音…という意味ではかなり有益だったかも。そのソリストは緊張していたのか若干音程が不安定でしたが、高音部分はさすがに正確でクリアな声質でした。
 キングスの合唱は相変わらず全てが正確でピタリとそろっており、聖歌隊員は何十人もいるのにそれぞれの歌声が見事に合わさり1つの歌声として聞こえるようでした。でも、St John'sと違うなあと思ったのはフレーズの語尾の発音をSt John'sほど明確に発音しないこと。それぞれの聖歌隊に特徴があるのは本当に興味深いです。

 さて、今週はいよいよ旅行に行って来ます。スーツケースに荷物を詰めるのが面倒臭いけど、ちゃんと自分なりに旅程を含め全ての最終チェックをしなければ~。助かるのはギリシャも通貨がユーロだということ。両替はユーロだけなので楽チン。イギリスもユーロにしてくれればもっといいんだけど。いくらくらい使うかなぁ。
 それでは皆さん、新しい1週間も頑張りましょう☆
2010_04_04


 ついにDamianくん作曲「Otter Frolics」の公開です!お母様のCheriさんが皆さんのためにと許可を下さった上に、Damianくんからの曲解説も提供して下さいました。下記がリンクと曲解説ですが、できればまずは解説を読まずに一度曲を聴いていただいたほうが、頭の中で自分のイメージが湧いてくるので面白いかと思います。

Otter Frolics by Damian Alexander Thompson - Performed by The Steve Bingham Quartet

Otter Frolics was an entry for Young Composer of the Year '10, and was awarded High Commendation by Dr. Jeremy Thurlow.
Damian explains:
"The brief was to compose a piece of music inspired in some way by animals. The instrument choice was any combination of violin, viola 'cello, clarinet and/or soprano voice. I decided to illustrate the changeable lifestyle of the River Otter, and string quartet is a wonderful option to compose for because the instruments really flow and interlock well together. The listener is taken on a journey down a smoothly flowing river, which is shown through the legato lines, however the otters begin to show their playful side, splashing about in the water and generally having fun. I've used the strings to portray the playfulness and cheekiness of the otters through pizzacato, rather than bowing. The otters soon become tired of their antics, and the tempo returns us to the original mood, ending on a happy major chord."

 ワークショップでは審査員の先生や演奏家の方たちからのアドヴァイスがあったと以前書きましたが、Damianくんの曲の中ではピッツィカートについてアドヴァイスされていました。ピッツィカートとは弓を使わず指で弦をはじいて弾く演奏法ですが、曲の中ほどでこの演奏法が出てくるのがわかるかと思います。Damianくんがここでピッツィカートを使ったのはとても有益だったのですが、ただ1箇所とても速いメロディー(おそらく16分音符)があり、そのときは無理にピッツィカートにしないでボーイング(弓で普通に弾く)のほうが演奏家にとっては弾きやすいとアドヴァイスされていました。
 作曲するときはたいていピアノだから(弦楽器経験者ではない限り)ピアノで弾くと16分音符は簡単だけど、弦楽器で16分音符はとても難しいと聞いて私も納得。そう考えると、オーケストラを作曲するような人は全ての楽器のことを考えなければならず、本当にすごいことなんだなと改めて思いました。ちなみにアドヴァイス通りにピッツィカートとボーイングを織り交ぜて即興でカルテットの方たちが演奏して下さり、Damianくんもなるほどそのほうが自然だと納得顔でした。
 私の感想は以前に書いたので省略しますが、皆さんも曲を聴いて何か感じたことや率直な感想がありましたらぜひ教えてくださいね。

 それからcompetitionのファイナルの結果ですが、Damianくんは残念ながら賞を取ることはできませんでした。でも演奏はもちろん素晴らしく、14歳でこんなに弾けるなんて!ととてもびっくりしました。彼が演奏したのはショパンのプレリュードとドビュッシーのこれまたプレリュードです。特にドビュッシーは和音の作り方が変わっていてメロディーも複雑なものが多いのですが、Damianくんが弾いたドビュッシーも聞くからに難しそう!!このファイナル目指して勉強に他の音楽に忙しい中、本当によく頑張ったと思います。
 ちなみに13-15歳部門の優勝者は前にも書いたヴァイオリンの男の子で、2ndはクラリネットの男の子。ヴァイオリンの子は相変わらず愛想がなかったですが(笑)、クラリネットの子は可愛らしくて微笑ましい感じがしました。その子はElyのking's Schoolに通っていて、ちょうどこの前新聞に載っているのを見ました。Elyの年間最優秀賞みたいな賞をもらったらしく、2ndか3rdはあのCJくんでしたよ。
 それにしてもちょっと不満に思ったのは…なぜコンクールなのにばらばらの楽器で競うのかということ。今回ファイナルに残ったのは、フルート、コルネット、ピアノ、声楽、クラリネット、ヴァイオリン、マリンバです。どういう基準で採点するのか不思議ですし、審査員も困るのではないでしょうか。特に今回上記のような楽器が次々と演奏されるのを聴いて思ったのは、正直言ってピアノは他の楽器に比べるととてもシンプルに聞こえてしまうんです。やっぱり他の管楽器や弦楽器のほうがピアノ伴奏もある上にピアノに比べると音質が豊かなので華々しく聞こえます。なので、もしピアノだけのコンクールだったら間違いなくDamianくんは賞を取れたのではないかなあと思いました。まあ、Damianくんも次を目指してまた頑張ると言っていたので、きっと彼ならやってくれることでしょう!!

 最後に1つgood newsが!Damianくんが先日行われたピアノのGrade8の試験に合格したのです!!Grade8を取るともう人に教えられるくらいのレベルだそうで、しかもかなりのハイスコアで合格したらしいので本当にDamianくんはすごい!!(この試験はGrade1から8まであり、Damianくんは1から順番に取り今回最後のレベルに合格したというわけです。)ピアノにオルガン、リコーダー、歌、作曲と将来が本当に楽しみな少年です。

 ここからは単なる余談ですが…今週はカレッジがもう休みなのでのんびりと過ごしています。と言っても友達が遊びに来たり、旅行の下調べをしたりと何だかんだやることはたくさん。日曜日にサマータイムに変わったとお知らせしましたが、時計が1時間早まったおかげでその日の夜はいつもの時間に眠れず、おまけに次の日は朝早く目が覚めたりとどうも体が慣れず、次の日は頭痛までしてたった1時間の違いなのに何なんだ~!!と思いました。サマータイムが終わって時間が1時間戻ったときはすぐに順応できたのに。時間が早まるって難しいものですね。ま、どうりで日本に帰ったとき9時間も時間が早まって体がおかしくなったはずです(苦笑)。おそるべしサマータイム!!
2010_04_01


03  « 2010_04 »  05

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

プロフィール

Satomi

Author:Satomi
クラシック音楽が大好き、特にConnor崇拝者です。2010年12月に、1年半のイギリス留学から帰って来ました。日々の生活の様子や音楽関係の話題を中心に綴っていきます。本家Connorファンサイトもどうぞよろしく。

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード




page
top