最近、やっと私の住んでいるところでも桜が見られるようになりました。それでも例年に比べると、今年は寒いと思います。GW前からずっと天気も悪くて、週の半分以上は雨が降っている状態です(><)風もまだ強いし、「春は名のみの風の寒さや」という歌詞がぴったりです。

 さて最近、エドが活躍していた時代のセントポールのアルバムをいくつか買ってみました。私は自分で「Connorが歌っているアルバムはソロの有る・無しに関わらず全て持っている!」と豪語しているのですが(笑)、基本的に好きなものにはとことんハマって他のものが目に入らなくなるタイプです。そんなわけで、Connorの参加しているCDは集められるだけ集めましたが、持っているセントポールのアルバムもConnor時代のものだけで、エドやPatrickがソロを務めているアルバムには正直興味をもっていませんでした(彼らのファンの方々、申し訳ありませんっっ)。
 ところが、例のエドのドキュメンタリーを見て、彼がヘッドコリスターとして生き生きと、しかも自信をもって堂々と歌っている姿を見て、もっとエドの歌声も聴いてみたいと思うようになりました。Connorの完璧さもすごいですが、エドの完成度の高さにも改めて気付かされたのです。そしてPatrickには実際にイギリスで会ったということと、今はテノールとして活躍していることから、彼のボーイ時代の歌声もじっくり聴いてみたいと思ったのです(BACではPatrickのソロは少なかったので…)。
 そんなわけで、早速Amazon.ukで検索し、「Advent at St Paul's」「Music for St Paul's」「The English Anthem Volume7」の3枚のアルバムを購入しました。エドファンの方々はきっとお持ちですよね…(^^;)でも、残念ながらもう売っていないものもありましたし、Patrickに至っては彼がソロを務めているアルバムは1枚もありませんでした。もう少し早く買っておくべきだったーと後悔です。。そのうちAnthonyのクリスマスアルバムのように、再発売されるといいのですが。
 早速まずはエドがソリストを務めている曲を聴いてみました。ちょうど、「Me or the music」の中のレコーディング場面で歌っていたのと同じ曲もあって、あー、あのとき歌っていたのがこれなんだなーと何だか感慨深くなりました。これからじっくり聴き込んでいこうと思っています。

 話は変わりまして、先日NHKの地球ドラマチックで、またあのイギリスで有名な合唱指導者ギャレス・マローン先生に焦点をあてたドキュメンタリーを放送しているのを発見しました。今回は素人の人たちでオペラに挑戦するというコンセプトだったみたいですが、その番組を見つけたときはすでに全3回中の第3回目で、もし再放送があるなら最初から観たいと思ったのでそれは観ませんでした。ご覧になった方いらっしゃるでしょうか。それにしてもギャレス先生のすごいところは、もともと音楽に関わりのある人たちだけではなく、全く経験のない人たちに音楽の楽しさや喜びを教え、音楽にのめりこませてしまうところです。また少年合唱ヴァージョンをやってくれないかな~とひそかに思っています(笑)。
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2011_05_17


 大変お待たせしましたーー。ついにConnorとの出会い編クライマックスですっ。何度も言いますが、私はこの日Connorが来ることを予期していませんでしたし、Connorは嫌がっているかも…という不安を常に持っていましたが、こんなチャンスは二度とないだろうから一番聞きたいことを聞いておこうと決心しました。実はコンサートの最中も、レストランで食事をしているときも、何を聞こうかずっと考えていました。そしてこれだけは聞いておこうという2つにしぼったのです。

 1つは、「BACのOBコンサートをやってもらえないか」ということです。以前、皆さんの中でも何人かの方とそういうお話をしたことがありましたので、それを思い出して「私のブログの読者の方々も、OBコンサートをやってほしいって言ってるんですよ。」とConnorに言ってみました。ところが…この「OBコンサート」というのをどう英語で表現したら良いかわからなくて、自分でも意味不明だとは思いつつもめちゃくちゃに英語を並べたてたら、案の定Connorは「ごめん、ちょっと意味がわからないんだけど…。」と困惑気味でした(汗)。もうすごく焦りましたし恥ずかしかったですが(苦笑)、Simonさんにも「ゆっくり考えて」と言われて頭の中を整理し直して、もう一度言ってみたら何とか通じました。
 Connorの答えは、「あー、それは無理だね。みんなもう今はコンサートを開けるくらいのレベルにないから。」というものでした。そして「あ、でもPaddy(Patrickのこと)はいいよ。彼は本当にいい声してる。Paddyくらいかな、できるのは。あ、あとLizzieもね。」と言っていました。でも、TristanやAndrew、そしてHarryも現役聖歌隊員だし、だいいちConnor自身も一年前に人前でバリトンとして歌ったはずだから、きっとやろうと思えばできるのではないかと思いましたが、それは言いませんでした。それにもしかしたらConnorは、「Burrowes兄弟で」という意味に取ったのかもしれません。なぜなら、「(きちんとしたレベルになるためには)Edwardはまず煙草を辞めないとダメだよね。」ってSimonさんと納得し合ってましたから(笑)。2人の話ぶりからすると、エドは今やヘビースモーカーらしいですね。それにConnorも「自分はお酒の飲み過ぎで声がこんなに低くなっちゃったし…。」と言っていました。前回も書きましたが、Connorの話し声は本当に低かったです。Patrickも予想より声が低いと思いましたが、Connorはそれ以上でした。背が高い人は声が低い傾向にあると言いますが(Connorは190cm)、彼の言うとおりお酒も影響しているのかもしれませんね。
 というわけで残念ながらOBコンサートは無理とのことでしたが、完璧主義のConnorですから、コンサートを開くのであればやはり音楽一辺倒で訓練し続け、そうするに値するレベルに達しなければいけないと思っているのかもしれません。

 2つ目の質問は、私がConnorの歌声で最も好きなテクニックの1つ、ヴィブラートについてです。ボーイソプラノはノンヴィブラートが普通ですから、あのごく自然にかかる彼のヴィブラートはどのように身に付けたのかずっと気になっていて、いつか聞いてみたいと思っていたのです。そこでまず、「ずっと聞いてみたかったんだけど、ヴィブラートについて聞いていい?」と言ってみました。ところがまたここで私の未熟な英語が!「ヴィブラート」の発音の仕方がわからなかったんです。この日Connorに会うと知っていたら、前もって質問を考えて発音もチェックしていくのですが、何せ突発的な出来事だったので、さっきの「OBコンサート」もそうですが自分で英語を組み立てるしかなかったのです。とりあえず「ヴィブラート」はイタリア語だろうから、英語っぽく発音してみようと思って、「ヴィ」にアクセントを置いて「ヴィブラートゥ」と言ってみました。そしたらConnorはまたもや「??」といった顔。何度言っても通じないのでスペルを言ったら、「ああ、ヴィブラートね。」とやっと通じました。何と発音の仕方はほぼ日本語と同じでした。最後も「トゥ」ではなく「ト」と発音します。
 さて、やっと通じたところで「あなたは歌うとき、ヴィブラートを使っていたよね。あれはナチュラル(自然にそなわっていたもの)なの?それとも訓練してできるようになったの?」と聞いてみました。そしたら意外な答えが返ってきました。「あれはナチュラルではないよ。」ここでなぜかSimonさんもびっくりして、「え!ナチュラルじゃなかったの!?」と言っていました。Simonさんが知らなかったことに私がびっくり。そしてConnorは説明するように言いました。「大人の歌手(おそらくオペラ歌手のこと)はやろうと思わなくても自然にヴィブラートがかかる。それはコントロールできない。でも、ボーイは自分でコントロールしてわざとヴィブラートを使うことができる。それは自分でここでヴィブラートが必要と決めて使うんだ。」と。これは訓練されたものとも違うらしいです。私は本当に驚きました。まず、私はConnorのヴィブラートはナチュラルなものだと思っていたのでそれが違ったこと。そして今まで私が心地よく聴いていたConnorのヴィブラートは、全て彼自身がその場面にふさわしいと判断して使われたものだったということ。改めてConnorの歌唱テクニックのみならず、音楽的センスを尊敬せずにはいられませんでした。

 ただし、私から少々補足しますと…まず、これは全てのボーイがわざとヴィブラートを使うことができるわけではないということ。もちろん、使えるけど指導者や本人の意向で使わないボーイもいると思いますが、Connor並みの歌唱テクニックをもった子ではないと無理だと思います。そしてもう1つ、Connorは「大人の歌手は自然とヴィブラートがかかるのでコントロールできない」というようなことを言っていましたが、これは若干語弊があると思います。色々な発声法がありますが、オペラ発声に限って言いますと、ヴィブラートは腹式呼吸に端を発する下腹部の振動で生じるものであり、この振動をコントロールすることでヴィブラートを起こさないこともできます。(本家ファンサイト「腹式呼吸とビブラート」参照)また、合唱では1人一人がヴィブラートを使うときれいな合唱に聞こえないので、ヴィブラートを使わないことが多いらしいです。本当は、さらに「どんな風にしてヴィブラートを出していたの?」と歌唱法についても聞くべきでしたが、そのときはそこまで頭が回りませんでした(><)いつも後になってからあれも聞けば良かったーと思ってしまいます。
 長年聞いてみたかったことなので、聞くことができて良かったです。それに最後にConnorから嬉しい一言が。私がヴィブラートについての質問をしたことが興味深かったらしく、「That's interesting!」と言ってくれました。「今まで誰にもそんなこと聞かれたことなかったよ。」と言っていました。どうりでSimonさんも知らなかったわけですが、「interesting」と言ってくれてとても嬉しかったです。
 そして、ヴィブラートついでに(?)私がConnorの曲の中で一番好きな曲について教えてあげました。ファンサイトにも書いていますが、BACのアルバム「少年のレクイエム」第8曲目、グノーの「Benedictus」です。なぜこの曲がそんなに好きかというと、2分43秒辺りのConnorのヴィブラートが素晴らしいからです。Connorに、「私の一番のお気に入りの曲はグノーのBenedictusなんだけど…」と言ったら、「レコーディングをするまでそんな曲があるって知らなかったよ。」と意外なことを言っていました。そして私が「2分43秒辺りのヴィブラートが素晴らしいから、ぜひ聴いてみて!」と言ったら、苦笑いしながら「わかった、聴いてみるよ。」と言っていました。苦笑いしていたのはもちろん、私が秒数まで詳しく言ったからです(笑)。本当に聴いてくれたかなぁ。。。

DSC00935_convert_20110509215109.jpg  さて、お待たせ致しました!ここでConnorの写真公開です!!画像が少し暗くてスイマセン。。この日、Simonさんが私に「カメラ持って来てる?」と聞いてきました。持っていると答えると、じゃあConnorを撮るといいよ!と言われました。私はもちろん撮りたいものの、Connorが嫌がるのではないか…と瞬時に思いましたが、彼は特に嫌だとも言いません。そのときはそれで終わったのですが、しばらくしてTomが再び煙草を吸いに外に出たとき、Connorが「写真撮るなら今撮って!」と言ってきました。どうやら、写真を撮るのはいいけどさすがに友達の前では恥ずかしかったようです(^^;)結局撮っている最中にTomが戻って来て、「2人の写真を撮ってあげるよ!」と言ってくれて、恐れ多くもツーショットを撮らせていただきました。もう、Tomはホントいい人!!と思った瞬間でした(笑)。
 写真を撮った後、おそるおそるConnorに「この写真、ブログに載せていい?」と聞いてみました。そしたら意外にも「いいよ!」という返事。てっきり断られると思ったのに驚きました。それと、例のLizzieとAndrewの話、Connorがとても面白がっていると以前にお伝えしましたが、私がブログに載せたらそれを英語に訳して送ってほしいと頼んできました。相当興味深かったようです(笑)。どうやらConnorは以前にも私のブログを読もうとして、ネットの翻訳機能を使ったことがあるみたいです。「Googleとかの翻訳機能って使える?あれって正しいの?」と聞いてきました。私は、ある程度は正しいけど変な訳がけっこうあると答えたので、やっぱり私に直接英訳してもらおうと思ったみたいです。
 ここでConnor編①をお読みいただいた皆様には思い出していただきたいのですが、私は本当にConnorがこのブログやファンサイトについてどう思っているのか不安でたまりませんでした。でも今書きましたように、Connorの写真やLizzieのプライベートな話題を載せてもいいと言ってくれたり、書いた記事を英訳してほしいと言われたことによって、少なくとも私が今していることを認めてくれているのかなという自信が少しですが湧いてきました。そのことがわかっただけでも、今回会うことができて本当に良かったと思います。やっぱり直接顔を合わせるのって大事ですね。

 最後に、Connorについての小ネタを…笑。まず、Connorは本当に背が高かったです!でも足がすらっと長くて格好良かったですよ。それから、さっきの翻訳の話の流れで、ちょっとびっくりすることを聞かれました。「君たち(私たち日本人のこと)が使っている言語って、pictureなの?それともletterなの?」という質問です。私は最初意味がわからなくて、何度も聞き返してしまいました。だって、昔の象形文字ならいざ知らず、今の時代に絵を文字として使っている国があるのだろうかと思ったからです。文字はどんな形でも文字だろうと。でも後から考えると、確かに私もアラビア文字や韓国語を見ていると、どうしても文字には見えないので(苦笑)、Connorにとっても日本語のひらがななんかは絵に見えるのかなーと思い直しました。
 それと、そろそろ帰ろうか…となったときに、Simonさんに「どこの駅に行けばいい?」と聞かれて、「とにかくLondon Bridgeに行けば帰れる。」と答えました。セントポール付近からLondon Bridgeに行くには、ちょっと便が悪いんです。その後、Connorがずっと携帯をいじっていて、せっかくもうお別れなのに話ができない…と思っていたら、何とLondon Bridgeまでのルートを調べてくれていたのです!それを知って、やっぱりConnorは心の優しい人なんだなーと思いました。初対面でまだそれほどConnorも心を許したわけではなかったと思いますが、何となくConnorなりの優しさや気遣いがわかってきた気がしました。
 最後のお別れのとき、Connorは「いつかイギリスに戻って来たとき、また会おう。」って言ってくれて、涙が出るほど嬉しかったです。社交辞令かもしれませんが、この言葉を宝に、いつかまた会える日を励みに、日本で新しい生活を頑張ろうと思いました。

 こんな感じで、イギリスでのBACメンバーとの出会いは幕を閉じました。生涯忘れ得ぬ素晴らしい思い出となりました。この素晴らしい感動を、少しでも皆さんと共有できたら幸いです。
 ちなみに、Connorとは会えたもののその後の関係は以前と同じで、特に連絡を取り合っているわけではありません。でも、やっぱりこれからもConnorの素晴らしさは伝え続けていきたいと決心することができました。そんなわけで皆様、これからもどうぞよろしくお願い致します。
2011_05_09


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プロフィール

Satomi

Author:Satomi
クラシック音楽が大好き、特にConnor崇拝者です。2010年12月に、1年半のイギリス留学から帰って来ました。日々の生活の様子や音楽関係の話題を中心に綴っていきます。本家Connorファンサイトもどうぞよろしく。

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