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Edwardの言葉 追記

category: Burrowes兄弟  

 以前、Edwardのドキュメンタリーの中での彼の言葉を「Edwardの言葉」の記事で紹介しましたが、どうしても聴き取れなかった箇所をSimonさんに確認しましたので、かなり遅くなりましたが皆さんにお知らせしたいと思います。
 エドがしゃべっているそのままの英語を教えていただいたのですが、正確にセリフがわかると、恥ずかしながら自分の解釈が間違っていたことに気付きました。その点はお詫びして訂正致します。でも、きっと自分のアバウトなリスニング&解釈は今回の部分だけではないと思うので、他にも間違いがありましたら本当に申し訳なく思いますm(__)m

 さて本題に入りますが、Simonさんにお聞きした箇所はDVDの44分20秒辺りからの、エドが寮の部屋を出る準備をしているシーンです。E:Edward、I:インタビュアーです。

E:はい、明日、あと24時間でここを出ます。待ちきれないです。ヘッドコリスターになるということは、とても面白く楽しいものだと思っていました。全コリスターのトップになるわけだし。だけど、全然そんなんじゃなかったんです。ただ、責任感というものが余分に増えるだけなんです。もしヘッドコリスターがコリスター一人一人よりも聖歌隊を第一に考えて行動したら、コリスターからの人気を失います。でも、もし聖歌隊を第一に行動しなかったら、スタッフがそのことを聞いて「ヘッドコリスターが不誠実・不忠実になっている」と言います。なので、どちらにしろ信頼を失うことになるのです。
I:Edmundは本当にとてもヘッドコリスターになりたかったみたいだね。
E:うん、もちろんそうだよ。彼のお兄さんがそうだったからね。ちょうど僕と同じように。彼が僕以上にヘッドコリスターを楽しむことを願っています。

********************

 まず、改めまして以前お伝えしたことと全然解釈が間違っていてすいませんでした。お恥ずかしい限りです(--;)インタビュアーの声が全然聞こえなくて、てっきりエド自身のことを話していると勘違いしてしまいました。本当はEdmundのことをしゃべっていたんですね。

 上記のエドの発言、少し意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。というか、ここの部分だけ聞いてもイマイチ意味がわからないかもしれません。なので、「もしヘッドコリスターが聖歌隊を第一に考えて行動したら…」というくだりを説明します。
 John Scott氏は、ヘッドコリスターは音楽監督である彼をサポートするアシスタントであり、色々な物事をまとめ、リーダーとして皆の良いお手本となり、聖歌隊員一人一人よりも聖歌隊自体のことを常に考える存在であってほしいという考えだそうです。例えば、これはドキュメンタリーの中でもありましたが、Scott氏が練習に遅れるときはヘッドコリスターが練習をスタートし、準備運動や音階練習などウォームアップをしておくことを期待するわけです。
 ところが、かの有名なセントポールと言えども残念ながら真剣に聖歌隊に取り組んでいるボーイばかりではなく、中には長時間の練習に集中できない子もいるわけです。なので、Scott氏が期待する役割を忠実に果たすエドは、残念ながらそのような子たちからは好かれていなかったようです。きっと彼らにしたら、例えば先生がまだ来てないんだからもっと休んでいようよ~という感じなのでしょう(苦笑)。
 そういうわけで、先生方の期待に応えてリーダーとして他の聖歌隊員に厳しい態度で接し、より良い聖歌隊にしようと努力すればするほど、あまり聖歌隊を真剣に考えていない仲間からは嫌われ、かと言って彼らに甘い態度で接してしまうと先生方からは聖歌隊がたるんでる!ヘッドコリスターが悪い!!と思われてしまうのでしょう。そんな板挟みの状態の中にエドはいたわけなんですね。。。
 Edwardはもちろんヘッドコリスターであったことは嬉しく今でも誇りに思っているのですが、どれだけその仕事がハードかということに気付いていなかったということです。やってみてその大変さを実感したのでしょうね。

 それから、Scott氏に関してこんなエピソードもあります。彼は聖歌隊員に競争心を持たせて力を伸ばしたいという考えで、ソリストを決めるオーディションをよく行っていたそうです。もちろんこのオーディションを受けて、自分はその力があると証明できたボーイだけがソロを歌うことができたそうです。彼はボーイたちにオーディションを受けるように促し、ソロを務めることを素晴らしい価値のあるご褒美としたそうです。そのためにボーイたちをとてもハードに練習に取り組ませ、本当に本当に厳しい指導者だったそうです。
 でも中にはこれらのことは全て間違いで、11~12歳の少年に対してScott氏は厳しすぎると考える人もいたそうです。子どもは子どもらしくしていていいだろうと。しかし、Scott氏は最もハイレベルなスタンダードの持ち主であり、単なる小さな合唱団の指導者ではなく、イギリスの国民的大聖堂の音楽監督だったのです。それに彼が音楽監督を務めた15年間は、彼の指導法が常に国中で一番の聖歌隊を作り上げていたことは紛れもない事実だったそうです。
 このような環境下だったので、やはり常にストレスと緊張はつきもので、この日常についていける子もいればついていけない子もいたのは仕方ないことかもしれません。わずか12歳でこのようなハイレベルな環境でリーダーとしてやっていくことは、本当に大変なことでしょう。エドは同学年の中では1番年下で(8月生まれなので)、そのことも他のボーイがエドを気に入らなかった理由の1つかもしれないとSimonさんはおっしゃっていました。私は同学年であれば何月生まれだろうと気にしたことはありませんが、やはりナショナル規模の大聖堂でヘッドコリスターになるということは特別なことなので、どんな小さなことでも気に入らない理由になるのかもしれませんね。
 あんなに歌の実力やリーダーシップの点でも抜きん出ていたEdwardでさえ気に入られていなかったのなら(もちろん彼を支持するボーイもいたようですが)、Connorのときは一体どれだけすごい嫉妬の嵐だったんだろうと思います。Connorがあまりにも活躍するので他の聖歌隊員から嫉妬を受けていたという話をふと思い出しました…。

 実はエドの発言の裏には、これだけではなく他にも複雑な背景があります。私にとってはとても衝撃的な話でした。しかし、それはエド以外の個人名を出すことになり、プライバシーにも関わることになりますので、ここで紹介するのは控えさせていただきます。もしその話を聞いてみたいという方がいらっしゃいましたら、ご一報をください(コメント欄でもメールでもOKです)。メールにてお伝えしたいと思います。
 ドキュメンタリーの中でのエドの発言は短いものでしたが、その裏にはこんなにも様々な背景があったということに私も驚いています。皆さんにもエドがどれだけ一生懸命にハードな仕事に取り組んできたのかということを、少しでも知っていただけたら幸いです。そして改めてConnorやEdwardを尊敬してしまいますね!あ、AndrewやTristanもセントポールのヘッドコリスターでしたね。こう考えると、BACは本当に優秀なトレブルが集まっていたのですね~。それと、あんなにたくさんのソロを務めていたConnorですが、それらは全てオーディションで勝ち取ったものだということがわかって、改めて彼の実力は突出したものだったんだなぁと思いました。…と、いつもながら結局はConnorの話で終わってしまいました(笑)。
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2011_07_12

Comments

 

「ヘッドコリスターなんかなりたくない」って言ってる子もいましたね。嫉妬とか、なんか嫌ですね・・・仕方がないかもしれませんが。エドは気にせず、とても元気に見えましたのが救いです。きっと精神的にも強いのでしょう。複雑な背景・・・また教えてください。いいところも悪いところも知っておきたいような・・・
mipoko  URL   2012-01-12 19:36  

 

能力の高い子たちがそろっているのだから、切磋琢磨しながらお互いを高め合えるような、そういう意味でのピリリとした緊張感が漂うのならわかるのですが。。。

でも、そんな中でも自信をもって堂々と自分の役割を果たしているエドは、本当に輝いて見えますよね。

複雑な背景に関しましては、私もぜひ知っていただきたいと思います。後日メールをお送りしますね。
Satomi  URL   2012-01-12 21:34  

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Satomi

Author:Satomi
クラシック音楽が大好き、特にConnor崇拝者です。2010年12月に、1年半のイギリス留学から帰って来ました。日々の生活の様子や音楽関係の話題を中心に綴っていきます。本家Connorファンサイトもどうぞよろしく。

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